設備更新のご案内Facility Renewal Guide
建設後30年~50年が経過した大型の建築物等は、経年劣化による建て替えや改修の時期を迎えています。電力インフラも設備の老朽化に伴い、改修工事が必要です。
新しい設備に換えることで効率化による大幅なコストセーブに繋がることも多くあります。また、定期的な保守点検を行う事で重大事故や波及事故の予防保全に繋がるケースもございます。
改修工事や保守点検等のご用命は是非弊社にお任せ下さい。
各機器の更新推奨時期(日本電機工業会資料より抜粋)
この更新の推奨時期は、機能や性能に対する製造者の保証値ではなく、通常の環境のもとで通常の保守点検を行いながら使用した場合に、各機器の構成材の老朽化などにより、新品と交換した方が経済性を含めて一般的に有利と考えられる時期を示します。
なお、近年では環境保護(ISO14000)などの社会的要求により前倒しされるケースが増えています。
職種 | 更新推奨時期(使用開始後) |
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高圧交流負荷開閉器* | 屋内用 15年 または負荷電流開閉回数200回 屋外用 10年 または負荷電流開閉回数200回 GR付き開閉器の制御装置は使用開始後10年 |
断路器* | 手動操作 20年 または操作回数 1000回 動力操作 20年 または操作回数10000回 |
避雷器* | 15年 |
交流遮断機* | 20年 または規定開閉回数 |
計器用変成器 | 15年 |
保護継電器 | 15年 |
高圧限流ヒューズ | 屋内用 15年 屋外用 10年 |
高圧交流電磁接触器* | 15年 または規定開閉回数 |
高圧進相コンデンサ 直列リアクトル、放電コイル |
15年 15年 |
高圧配電用変圧器 | 20年 |
高圧CV・CVTケーブル | 20年 |
なお、*印を付した機器については、交換可能な最短寿命を表すものではなく、保守・点検状況またはメーカの推奨する部品交換条件に従って、消耗部品、摩耗部品、電子部品等は適宜交換されることを前提としています。
また、長期間保管した予備品は、十分な点検・整備を行ってから使用されるようお願いします。